この肥料は即効性の肥料である為、元肥に入れて土壌中の乳酸菌の増殖を目的とする以外は追肥で十分に効果が得られます。

散布方法としては、肥料と言えども食品でもあり、動物の餌として使用も出来る為、土壌中に埋め込む事が望ましいと言えます。以前、ねぎに試験した時、小葱の段階で促成目的で散布した所、小動物に荒らされたことから、少し穴を掘った状態の中に埋め込み土を被せることで対応した事が有ります。穴は対象物から20~30センチの所に5センチ位の深さの穴に肥料を一掴み(50g~70g)入れて土で蓋をします。
これで2カ月位効果が作用します。

効果は早ければ3日位で現れます。対象物の葉が肥料をやっていないものと比べて黒っぽくなって来ます。これは一概にカリ不足と言われますが、窒素、リン酸の吸収が早く一時的にカリ不足に成るものと考えられます。これは時間がたてば(2~3週間)元に戻ります。チーズ醗酵肥料は加里の吸収は早い為、糖度が上がるのではと考えられます。